はじめに
近年めざましい資格取得ブームの中でもひときわ根強い人気を誇る行政書士。学生から主婦、会社員にいたるまで、年代的にも幅広い層の方々が受験します。町の法律家として幅広いニーズを持ちながら、その取得が比較的容易であることが「売り」でしたが、近年の受験者の急増ぶりや一連の司法改革のあおりを受けて、最近ではその試験内容も難易度を増し、そう簡単には取得ができないようになってきています。このホームページは私が行政書士試験を受験した2002年、正味4ヶ月の勉強の記録をご紹介するものです。
行政書士受験にあたって
行政書士とは
このサイトのタイトルに何らかの関心をお持ちの方に対して、いまさらここで申し上げるまでもないとは思いますが、行政書士という資格は行政書士法という法律に基づいて行政機関に提出する許認可申請書類等や契約書・遺言書等の「権利義務、事実証明に関する書類」の作成・代理などの法律事務を業とする資格です。
行政書士試験合格者および弁護士・弁理士・公認会計士・税理士は、いずれも「行政書士となることができる」にすぎず、いずれも日本行政書士会連合会にある行政書士名簿への登録手続きをしてはじめて行政書士となり、業務を行うことができます。
行政書士の業務内容につきましては他の法律系「士業」と比べても非常に幅が広いといわれます。そもそも「行政」という概念についても、いわゆる三権分立のうちの「立法」「司法」を除いた全ての範囲を包含するものであるともいわれます。広い分、短い言葉で説明するのも難しいのですが、主な内容は以下の通りとなります。
(行政書士法より抜粋)
第1条の2 他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成すること。
第1条の3 他人の依頼を受け報酬を得て、次に掲げる事務。ただし、他の法律で制限されている事項を除く。
1.官公署に提出する書類の提出代理。
行政手続法上の聴聞代理も行政書士の業務となります。
2.契約その他に関する書類を代理人として作成すること。
3.行政書士が作成することができる書類の作成についての相談に応じること。
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